私生活主義の親

極端な私生活重視、大事、な親が居る。
自分たちの家庭生活だけが安定してれば、・・・と言う程度の思考回路の親。

自分の私生活だけは守りたい。

・・・・それを超えた価値というものがこの世の中にあるという考えがない。

こういう家庭で育っているお子さんを見て、「うん〜・・」、と考え込み、心配の種だなと俺は思うのだが、親は全然考えが及ばない。

数年すると親が「あの〜、息子が・・」と相談に来る。.

もう分かるでしょう、いわゆる<引きこもり>の高校生や大学生や無所属若者が
こういう親のタイプの家庭で育ってしまうんですね。

教育で(家庭・学校問わず)一番大事なことは異質なものを見せること、異質な
文化に触れさせることで、自分を相対化するという知的作業ができるように、なる。

時代、社会、公と言う家庭を超える物とのかかわりを精神、思考的に持っていない親の家庭で育つこどもの持つ危うさ、親の学歴とは関係ないんだな、これが。