貧官汚吏奸臣は権力のあるところ必ず発生する。

hananohideji2007-07-02


なのでいまさら驚いたりはしない。
農水省がらみの官製談合と大臣の自死社会保険庁の年金紛失混乱事態、偽装牛肉と厚生省の対応。
しかし、この諸君の「性根の悪さ」は見逃すにしても頭の悪さは許せネェ。

中学の時の国語の教科書に「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」と書いてあった。
およそ官途にあるものの最低の心得だろう。

「瓜田に履を納れず」と言うのは瓜の成っている畑では立ち止まると、瓜ドロボウだと思われるから、くつが脱げても履き直すなという教え。
「李下に冠を正さず」と言うのはすもものなっている木の下では、冠が緩んでも紐に手をかけると、すももドロボウだと思われるから、我慢してそのまま立ち去れ、と言う教えである。

お分かりですよね。
官の人は潜在的なドロボウとみなされているから、あなたたちはいつでも容疑者なのだから、そのつもりで立ち居振る舞いに人一倍気をつけなさい、ということだ。

普通は「疑わしきは罰せず」だが役人や政治家はこの原理は適用されない。
官人は「疑われたら罰せられる、おしまい」と言うこと。

俺は圧倒的な大卒が中学生国語程度のことがわからない頭の悪さが許せないのである