昨日も東京日帰り、忙しさにかまけて。

業界の大先達の先輩を偲ぶ会が帝国ホテルで開かれ、ご案内を頂いたので行って来た。
しばらくぶりでお会いする引退した先輩達も多く参加されていた。
亡くなった人の生前の在りし日の姿を映す大型スクリーンを眺めながら、会場のあちこちで思い出話に耽る。
グラス片手に寿司をつまんだりしながらしばし歓談、俺もこの業界に入って今年で36年になった、いろんな先輩達にお世話になった。
一期一会と言う言葉を最近実感することが多い。
来年還暦だが、自分はまだまだ何にも解っていない、ということが解ってきた。
お粗末に尽きる。
時間はあっという間に過ぎ、自分の立ち位置もあやふやに目の前の出来事に翻弄されている、冷静さを欠き、その場限りの対応でスタッフに迷惑をかけてみたり、何通りものシナリオをかつては考えられたが、最近ではすっかり億劫になっている自分がいる。
そして若さや、輝くような行動力に嫉妬している自分がいる。
自分の努力をさて置いて、嫉妬心や妬み僻みで他人の足を引っ張る人間を忌み嫌ってきた。
しかし気ずいてみると、そんな言動を執っている自分を発見し、深く恥じ入る。