びっくりこいた!

hananohideji2009-09-22

約半年の間サボっていましたこのブログ、ナントズル休み中たくさんの訪問者がありました。
腰の養生生活のあと、下血(尾篭な話でごめんなさい!)で入院、そうこうする間に株主総会や農作業最盛期でサボっていました。夏の野菜な生活の写真を乗っけます。

ある日突然

椎間板ヘルニアで「患者」になった。
まめに通院して検査、治療を受けながら一方自然治癒とは、と考えてもいる。医者は自然治癒力について説明することはない。
現状の病と治療と自然治癒力と、しかしまた別に自分らしい死の迎え方など年長の方々を眺めながら待ち合い室の時間つぶしで、巡らせる。

不条理な世界

腰痛で昨日は神経ブロック注射をして出社し、新人研修で2時間ホワイトボードを使っての講義のツケか、今朝から布団から起きられず、排泄も寝床でする始末。屎尿瓶がわりは2.7リットルのサントリー角ペットボトル、口径3センチに満たない穴から放尿する侘びしさ、うなだれる同じ歳の虚弱児、色具合は角とはいかないがカティサ−クを満タンにして、自家製農園で有機農業だ。
コンチクショウ!
でも角を全部呑み干しておいてよかった。

「東日本焚き火連」

タイトルの集まりはアウトドア大好きオヤジ達数名で勝手に作った団体です。
その事務局から召集令状が来た。
「残雪夜営会議の件」
議題:長谷堂合戦を憶う!
会議スタート:夕方4時
会議弁当:くま肉、シカ肉、牛肉。
服装:あったかいウェア、襟巻き、ボーシ、手袋、股引、長靴、焚き火の火の粉でナイロンのダウンジャケット穴開きます、それでもよければ。
翌日の予定:朝から近くの山トレッキング、昼うんまいラーメン屋で反省会をして会議終了。

会議は酩酊状態で紛糾しそうだ!

歩行の表現

プールの帰り小雨の中、傘を差して七日町界隈まで30分ほど歩く。
歩きながら歩くことの表現を考えてみた。
散歩、往来、徘徊、遊歩、遊覧、逍遥・・・・う〜んこの辺までか俺のボキャブラリーも。

「萬盛庵」に着いた。
一時近くなのに客は一組3人だけ、話しぶりでは医学部の学生諸君のようだ。
さて俺は、とメニュウを見ながらこれも季節限定の「鴨なんばん」。



脂の乗った鴨肉にネギ、コゴミと六浄なめこに桜麩、吸い口には柚のピールが味を添える、江戸末期以来冬の人気の滋味ですなぁ!

黄昏の点滴

夕べは実家学校法人の理事会で、市内ホテル8階に30分前の5時半に着く。
都合で30分遅れると言う、仕方がないので誰もいない眺めのいいバーで、ドライマティーニを一杯。
暮れ行く町並みを眺めながら、至福のひと時でしたね。

タウン誌原稿

社外から唯一催促されるのが地元タウン誌の2,400字の与太話随筆。
何もネタが浮かばず焦っていたが、なんとか書き上げ届けた。
(毎回すみません編集氏)
今回のネタは「メディアの声」

去年仙台で学習院大仏文教授で文芸評論家の中条省平氏の講義を聴いていて蒙を啓いたことがあった。
それはフローベルがわずか150年前に始めた主人公を「彼」と呼んだことであった。
それまではアラビアンナイトのシェラザードのように、作者の分身である明確な語りの「声」が直接読者に語りかけ、主人公は「私」として登場するのが常だった。
「彼」という新しい「声」の発見が、小説の可能性を広げたという講義であった。

これは小説家ばかりでなく、編集者やテレビマン、雑誌記者、ラジオマンにとっても読者や視聴者に語りかける声色の選択は本質的な課題だからである。
メディアをその「声」で整理してみた。
新聞・・・権威ある声・・・「立て札」

雑誌・・・匿名の声・・・「落書き」

テレビ・・・視聴角度10度の声・・・「覗き穴」

ラジオ・・・「友人の声」


声色が違うから何年もの間棲み分けてきたのです。

パソコン通信は俺にとって昔の連句連歌を想い起こさせる。

だから声色の違うメディア融合論などはハードシステムの発想であって、それぞれの職業本能とは相容れない考え方だと思う。

・・・・こんな観点から駄文を書いた。