ライブドアの裁判でのそれぞれの陳述内容が、報道される。

堀江を初めとする、彼らの陳述。
会社経営の基本的な理解、認識がどうも違和感がある。

俺の考える会社って言うのは、たとえて言えば<氷山>みたいなものだと思う。
海面から出ている氷山のその下には、氷山を支える見えない大きな躯体の氷の塊がある。

氷山の見える部分が利益や株価になるが、それを支えている見えない塊の中に、社員や
チームで作り上げたノウハウ、価値基準、企業文化、取引先との信頼関係、信用がある。

彼らのコメントでは、この見えない部分に対する配慮はまったく無い。
ライブドアはこの海面のしたがほとんど無く、在ったとしても重要視されず、社員は使い捨ての材料ぐらいの認識で、ただひたすら、見える海面の上の氷山だけを大きくしよう、見せようと、血道をあげたのではないのかと思う。